先輩へのインタビュー

けんせい歯科クリニック所長
碓井 芳枝
長崎大学歯学部2001年卒

 けんせい歯科クリニックができる前、「こんなに歯科が多いのに、医療生協に歯科をつくる必要があるのか?」という不安の声が多く聞かれました。当時の私は卒後4年目の歯科医師でした。ある時は怖いもの知らずな情熱をもって、またある時は仲間の強い思いに支えられて、「絶対必要だよ!!必要として!!」と少しでも多くの人に伝えたいと願ってきました。
 あれから8年間。“いたくなる前に気軽にいける”ような温かい歯科診療所づくり、歯科の外では健生病院をはじめとする医療・介護施設との連携、在宅歯科診療、班会活動など無我夢中で取り組んできました。口の中の細菌が全身におよぼす影響やしっかり噛めることの大切さが明らかになってきている昨今、私たちの活動に共感し「やっぱり歯科があってよかった」といってくださる方も増えてきたと自負しています。私事ではありますが、この間結婚・出産・育児を経験し(大げさに言えば人生の岐路にたち)ここで何をめざして働くのか、自らに問うこともありました。

 10年後、20年後、いや私がここを去る日が来ても、けんせい歯科があってよかった、とより多くの方に思っていただけるような場所にしたいと心から思います。
 もしかしたら、私の拙い文章を読んでくださっているあなたと、この思いを共有し、託す日が来るかもしれない・・そう考えるだけでまた明日も頑張れそうです。

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